＜学習塾　講師　対象＞

 

・塾経営という視点からものごとを捉えられない

・保護者に対する配慮ができない

・教えることが出来さえすれば良いという意識が強い

・社会経験が少なく、視野が狭い

・保護者に対する挨拶、言葉使い、マナーができていない

・報告・連絡・相談ができない

・上司から注意されると落ち込みやすい

 

 

 

学習塾の講師は年齢的に若い方が多く、また学生の時のアルバイトの延長から就職される方も多く、社会経験が乏しいことが特徴にあげられます。

一般の企業ですと、上司、取引先、お客様に鍛えられるわけですが、学習塾の講師となると、お客様は塾の生徒や保護者です。「先生」と呼ばれることに慣れ、自分の立ち位置や役割が見えなくなってしまう講師も少なくありません。

 

学校の教師であればそれでも通用しますが、塾は民間企業です。生徒や保護者が「お客様」ということを忘れてはいけません。

塾は、講師と経営者との間に摩擦が生じ易い組織です。それは講師が経営という視点でものごとを捉えられないことに原因があります。

 

「講師や教師といった人を教える者は聖職であり、金儲けは考えない」

といった意識が、経営を無視してしまうのです。

 

塾講師は、教える者であり、同時に経営も考える、両面を持ち合わせなければなりません。

 

今回の塾講師を対象としたビジネスマナー研修は、

 

１．「お客様意識」「保護者への接し方」「塾の経営について」「ビジネスマナーの修得」を大きな柱としました。

 

２．ビジネスマナーの修得では、ビジネスマナーテストを行い、「出来ているつもり」だったことを自覚していただきます。

 

３．「挨拶」プラス「一言」の挨拶トレーニングにより、生徒や保護者に対しての印象アップとコミュニケーション向上をはかります。また、保護者との会話力アップのためのトレーニングも行います。

 

３．「塾の経営について」は経営のメカニズムと講師の役割といったことについて学んでいただきます。具体的に講師のどのような行動が経営に結びつくのかを考えていただき、明日からの行動改善へと導きます。