言葉遣いは心遣い
話す人の「人柄」が現れます

1. 言葉遣いは心遣い
見ず知らずの人がお互いを理解するために言葉は重要な役割りを果たします。
言葉遣いは心遣いといい、その言葉を発する人柄を現します。
言葉によって救われる、言葉によって傷つけられる。
どちらも皆さん、経験していると思います。
ビジネスの世界では、敬語を使います。
しかし、敬語以前に、人を活かす言葉、自分を活かす言葉を口にするように気をつけましょう。大丈夫、難しいことはありません。
人に対する思いやりがあれば良いのです。「ありがとう」と「ごめんなさい」が言えれば良いのです。
2. 敬語の種類
ビジネスの世界では敬語を遣います。
仲の良い同僚であったとしても、職場では敬語を遣います。
敬語には、丁寧語・尊敬語・謙譲語があります。
1.丁寧語は言葉の語尾に「です」「ます」をつけて
丁寧な表現にしたものです。
2.尊敬語は、相手を高めて敬意を現す言い方です。
3.謙譲語は、自分を低くして、相手を高めることで、
相手に敬意を表す言い方です。
例えば)
丁寧語 | 尊敬語 | 謙譲語 | |
---|---|---|---|
言う | 言います |
おっしゃる |
申し上げる |
聞く | 聞きます |
お聞きになる |
拝聴する |
見る | 見ます |
ご覧になる |
拝見する |
食べる | 食べます |
召し上がる |
いただく |
行く | 行きます |
お越しになる |
参る、伺う |
3. 接客七大用語で敬語のトレーニング
敬語は頭で考えるものではありません。
国語の勉強ではないのです。
実際に、どんどん言葉にしていくことが敬語への近道です。
どうしても自信のない人は、
接客7大用語から始めることをお勧めします。
接客7大用語とは、
・いらっしゃいませ
・かしこまりました
・恐れ入りますが
・少しお待ちくださいませ
・大変お待たせいたしました
・申し訳ございません
・ありがとうございました
これは接客でよく使う挨拶言葉をまとめたものです。
この7つの言葉がいつでも、どこでもスムーズに出てくると、
敬語が上手に遣えるようになっています。
4. 敬語のイロハ
基本の言葉遣いです。
・自分のことは「ボク」「オレ」ではなく「わたし」「わたくし」と呼ぶ
・同僚を呼ぶときは、○○ちゃんではなく、○○さん
・上司を呼ぶときは○○部長と役職をつける
・社外の人に対して、社内の人を呼ぶ時は敬称をつけない
×「伊藤部長は只今外出しております」
○「部長の伊藤は只今外出しております」
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