社員研修のグリーンサン企画

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メールマガジン【ビジネス処方箋「社員の力を活かす原理原則と行動」】

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(2007.9.20. 発行 )「悔しさとは」

社員研修のグリーンサン企画 発行メールマガジン

       

ビジネス処方箋「社員の力を活かす原理原則と行動」
~経営基盤は経営トップの声と社員の育成にある~
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  彼岸の入りだというのに夏が戻ったかのような暑さに参ってます。
来週くらいからは秋らしくなるようなので、一安心なのですが。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。寒暖の差が激しいです。
体調を崩されませんようにお気を付け下さい。


昨日、プロ野球東京ヤクルトの古田兼任監督が現役引退と監督退任の記者
会見を行いました。

好きなもので、記者会見の様子をニュースで見入ってしまったのですが、
言葉にならず絶句してしまったり、涙が溢れてきたりで、理路整然と話す
古田さんとは別人のようでした。

受け答えの中で、今の心境を聞かれ、
「寂しいというより、悔しいですね」と声を詰まらせながら語っていました。
プロ野球という勝負の世界にいる方ですから、なるほどと思いがちなのですが、
私たちのような仕事の世界にも通じる大切な感覚だと私は感じました。

私も含め、仕事をしているとうまくいき結果の良いことばかりではありません。
むしろ、ちょっとの行き違いやミスで失敗をしてしまったり、
思うように事が運ばないことの方が多いのではないでしょうか。

そんなとき、どれほど悔しいと自責の念をもてるだろうか。
自分以外の誰かのせいや環境のせいにしてしまっていないだろうか。

客観的に観ると自分が100%悪いわけではない、何てことも実はあるのかも
しれません。が、自分はもっと出来たのではないか、あそこであの問題をもっ
と工夫してクリアできていたなら、と反省することで次に活かせるような成長
の材料になるのではないだろうか。


古田さんは十何年間かの集大成を振り返っての「悔しい」思いを口にされてま
したが、彼の実績は贔屓目で見なくとも誇れるものだと誰しもが認めるものだ
と思います。
彼の「悔しい」はここ1,2年のことを述べているのだと思います。
兼任監督期間の不振の責任をとったのでしょう。

仕事には必ず納期があります。
納期は守らなければ信用がつきません。
納期とは仕事が一つ完了することでもあります。
都度私たちは、私たちが完了させた仕事を振り返り、反省をしなくてはならない
のでしょう。

その時、成長の伸び代でもある「悔しい」を連発させたいものです。
自分の仕事にも部下の仕事にも不満足派でありたいものです。


当マガジンでも2年前のプロ野球のストライキを取り上げたとき、
「頑張れ!古田!」とエールを送りました。

古田さん、畏敬の念を込めてまた同じエールを。『頑張れ!古田!』

 


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